


中棗 卵殻金蒔絵
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本格的な蒔絵を施した棗です。
「卵殻金蒔絵」は、卵の殻を用いて白の表現を生み出す、希少な漆芸技法によって仕上げた中棗です。
漆には純粋な白色を表現することが難しく、卵殻の自然な白だけが持つ透明感と繊細な質感が、この作品ならではの美しさを生み出します。細かなひび割れのような表情は、儚さや静けさを感じさせ、金蒔絵の輝きと響き合うことで、奥行きのある景色を描き出します。
使用する卵殻は、一つひとつ丁寧に選別され、斑を取り除き、薄皮を剥がすなど、気の遠くなるような下準備を経て初めて素材として使うことができます。さらに、細かな卵殻を一片ずつ貼り込む作業は、爪楊枝の先ほどの道具で位置を整えながら進めるため、極めて高い集中力と長い時間を要します。
古くから受け継がれてきた「卵殻塗り」の技法は、現在では手がける職人も少なく、大変希少な技法となっています。
繊細な白、静かなひびの表情、そして金蒔絵の気品が調和した一客。茶席に凛とした美しさを添え、使うほどに漆の艶が深まる、長く愛でていただきたい逸品です。
- Origin : Made in Japan
- Net Weight (g) : 250
- Dimensions (mm) : 125x125×125
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About the Brand
漆芸吉川
1978年創業、高岡の蒔絵技法を現代へつなぐ漆芸工房
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The Maker’s Voice
蒔絵師
吉川 和行
本金蒔絵、卵殻塗りを用いた本格的な研ぎ出し蒔絵を施した中棗です。
風に揺れる羽衣を表現したデザインの作品になっています。