LeatherStudio Third|瀬戸内の青を、暮らしへ
広島県福山市に工房を構えるLeather Studio Thirdは、牛革を天然インディゴ藍で染め上げた革製品を製作するブランドです。
深く穏やかな藍の色合いと、使うほどに手になじむ革の質感。Leather Studio Thirdのものづくりには、日々の暮らしの中で長く使い続けることへのまなざしがあります。
新品の美しさだけで終わらない。手に取るたび、持ち歩くたび、少しずつ表情を変えていく。革とともに暮らす時間そのものを楽しむための道具が、この工房から生まれています。
Life with Leather
革とともに暮らすということ
Leather Studio Thirdが掲げる言葉は、Life with Leather。 革製品を、ただ所有するものではなく、暮らしの中で育っていく存在として捉えています。
名刺入れ、財布、ペンケース、レザートレイ、バッグ。どれも、特別な日だけに使うものではありません。仕事の場で手に取り、外出のたびに持ち歩き、机の上に置く。そうした何気ない日常の中で、革は少しずつ持ち主の手になじんでいきます。
何年も使ううちに生まれる艶や風合いまで楽しめること。そこに、革製品ならではの豊かさがあります。
Life with Leather― LeatherStudio Third
瀬戸内の空と海を思わせる、藍染めレザー
Leather Studio Thirdの革製品を印象づけているのは、静かで奥行きのある青の表情です。瀬戸内の空や海を思わせるその色合いは、日常の革小物に穏やかな余韻を添えます。
牛革と、天然インディゴ藍
素材には牛革と天然インディゴ藍を使用。革本来の質感を生かしながら、藍ならではの深みを重ねることで、落ち着きのある表情が生まれます。
革小物でありながら、どこか風景を感じさせる佇まい。それは、色そのものを飾りとして扱うのではなく、素材の表情として丁寧に引き出しているからです。
一枚ずつ、手絞りで染める
革は一枚ずつ、手絞りによって染められます。そのため、濃淡や模様には自然な違いが生まれます。
きれいに揃えすぎるのではなく、染まり方の揺らぎも手染めならではの個性として生かす。その一つひとつの違いが、製品に静かな存在感を与えています。
素材、作り手、使い手が重なっていく
Third
革製品は、使う人の時間で完成していく
Leather Studio Thirdという名前には、素材と作り手、そして使い手が加わることで、ものの価値が育っていくという考え方が込められています。
革を選び、染め、仕立てる。そこまでは作り手の仕事です。しかし、日々使う中で色や艶が変わり、手になじみ、その人だけの表情を持ちはじめる。そこから先は、使い手の時間がつくっていきます。
代表の三島進氏は、30年にわたり革と向き合ってきた職人です。長く素材を扱ってきた経験があるからこそ、革の個性を無理に抑え込まず、一つひとつの表情を大切にしています。
手仕事の魅力は、強く主張する装飾だけにあるわけではありません。使い手の暮らしの中で、少しずつ変化していく余白を残すこと。そのさりげない設計に、長く使う道具としての心地よさがあります。
日常に取り入れる、日本の青
藍は、日本の暮らしの中で古くから親しまれてきた色です。衣服や布、日用品に使われてきた藍の青には、華やかさとは異なる落ち着きと深みがあります。
Leather Studio Thirdは、その藍の表情を革という素材に重ねています。Setouchi Sky、Setouchi Seaといった色の世界観は、瀬戸内の空や海を思わせる色合いを、毎日の道具として手に取れる革小物へ落とし込んだものです。
ポケットの中、手のひらの上、デスクの片隅。小さな革製品の中に、瀬戸内の穏やかな青が息づいています。
静かな個性を、手元に
Leather Studio Thirdの製品は、派手に目を引くものではありません。けれど、名刺入れを差し出す瞬間、財布を開く瞬間、机の上にレザートレイを置く瞬間。日々の何気ない所作の中で、藍染めレザーならではの表情が静かに残ります。
使い込むほどに色や艶が変わり、持ち主の時間を映していく革。それは、ものを長く使う楽しさを、あらためて思い出させてくれる存在です。
瀬戸内の青をまとい、手の中で少しずつ表情を変えていく。Leather Studio Thirdの革製品は、日々の暮らしに静かに寄り添いながら、使う人だけの時間を刻んでいきます。



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